才能より人間性を、世界のために。

こんにちは、古賀 敢人(こが かんと)です。
千葉県市原市姉崎の出身です。
私は現在教育者として、日本国内の各教育機関で平和教育の推進を行っています。
私は高校2年生の時に1年間、大学3年生の時に半年、大学院で1年、計3度の留学経験をしました。
留学先では、英語を中心に勉学・研究に励んでまいりましたが、その際世界各国の人々と一緒に過ごし、学んだことで物事を柔軟に考える姿勢を身につけました。
こうした姿勢を身につけられたのも、世界で争いがなく、誰もが自由に行き来できる世界があるからだと感じました。
よって、世界各国での戦争をなくし、人種の壁を超えた博愛主義を掲げ平和活動を行うことを決めました。

その第一歩は、2014年に市原市で「市原市オリンピック準備委員会(現:市原市国際化推進委員会)」を立ち上げ、外国人と日本人の国際文化交流を行うということでした。
自治体規模での活動経験が乏しかった私は、2017年4月から2019年3月の2年間、岡山県和気町に地域おこし企業人として出向し、国際教育を通してどのように地域魅力化に貢献できるのかを考えてまいりました。
2年間に渡る岡山での教育活動より、改めて人格教育こそ平和への第一歩であることを認識しました。
なぜなら、人と人の直接的な交流が社会の基盤であり、それを覆すことは現時点でどのような媒体を用いても不可能であることを地域魅力化の現場で経験したからです。
ここで改めて、以前から掲げている私の考えを強調したいと考えています。

一人ひとりの個性を見つめる。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて世代を超えて挑戦する環境をつくる。

新しい形の公教育を市原から世界へ発信する。

教育の既存概念を超えた実践的な新しい形のコミュニティースクールを無償で開講する。

新しい国際交流の形を地域から世界へ発信する。

地域大使館をつくり、外国人市民との交流を促進する。

今日、あまりにも多くの人が他人を揶揄しています。
政治家などが他人を馬鹿にした言動を平気で繰り返しています。
日本だけでなく世界中で。
危機感を抱いています。
このままいけば多くの人々が他人を軽蔑していく時代となるでしょう。
軽蔑の果てにはいつも戦いがあります。
人類が多くの同胞を戦争で亡くした歴史があります。
他人や他の勢力を揶揄する人々が社会的地位のある集団に属しているということのほか、そうした人々を選挙などで選んでしまう社会や民衆がいます。
なぜでしょうか。
私はこの問題を考え続けてきました。
故に、以下の結論にたどり着きました。

社会が人格よりも能力に長けた人物を評価している。

その根本にあるのがグローバル資本主義による経済闘争です。
経済競争が教育に結び付き、教室では記号だけが先行する無意味な空間と化しています。

教室に意味を取り戻す。

意味とは現実に即した経験であると思います。
生徒が現実を見て、意味を感じ取り、自らの意志で立ち上がっていく。
今求められているアクティブラーニングの形ではないでしょうか。
そしてなによりも、人を人として信用すること。
それだけです。

2019年4月1日 古賀 敢人

シェアをお願いします。